2008-02-10

Santenay La Comme 1995


Chassagne Montrachet村を代表するChâteau de la Maltroye。古くから伝統的な作り手として知られています。そのとなりのSantenay村の丘の中腹にある1er Cruの畑La Comme。陽当たりがよく葡萄の熟成にはかなり好都合の畑ではないでしょうか。液面の淵が少しオレンジがかって熟成を物語る95、味わってみるとやはり伝統的なpinotを思わせる繊細なワインです。

決してCôte de Nuitsのような力強いferméはないにしてもアーモンドにイチゴジャムのような甘い香りが可愛らしい、チャーミングな香りです。

1日置いたポトフとはとてもいいmariageでした。






2008-01-29

Jacques Cacheux Bourgogne 2004

04のブルゴーニュは難しい・・・完成度に差が出やすく飲んでみないとわからないので、つい躊躇してしまう。このワインもそうだった。常識に捕らわれず、いろいろなスタイルで楽しむのもワインの醍醐味ではないでしょうか。
グラスを変えてみたり、デキャンタージュしてみたり、はたまた1日置いてみたり・・・。少しでもおいしく飲みたいという欲求に駆られながら、化学の実験のようにワインを楽しむ。こんな飲み方ができるワインがちょうど04のブルゴーニュなのかもしれません。
ところでJacques CacheuxはVosne Romaneéの作り手として知られていますが、Grand Cru、Premier Cre以外の小さな葡萄畑からうまれたのがこのBourgogneです。昔ながらのPinotを思わせる力強いワイン。抜栓後1日置いて飲みました。

2008-01-27

Chevannnes (Nuits-St-Georges)

Domaine David Dubandが在るChevannes村。octobre 2007



Domaine David Duband訪問記



日本でもよく知られている 若手醸造家ダヴィド・デュバン氏(David Duband)のドメーヌを訪れようと決心したのは昨夜Beauneの街で戴いた1本のワインに感動したから。翌朝電話してみると快く承諾してくれた。

Nuits-St-Georgesの中心部から、車で20分。Côtes de Nuitsの丘をどんどん登っていくと、頂上あたりに小さな集落がある。そこがDavid氏がDomaineを構えるChevannes村。道端には花が咲き乱れ、草を食む馬が迎えてくれるとても美しい所でした。

私に気づくと早速David氏が中から現れて握手を交わす。
氏曰く「ようこそ我がドメーヌへ。でもいまちょうど英国の人たちと商談中なんだ」ということで、若い職人さんに案内されて早速degustation。

たくさんある中から、Beauneのレストラン「La Gastronomie」で戴いたNuits-St-Georges 1er cru 2003をお願いする。しかし当然03どころか04も完売。05とVosne Romaneeを購入。
倉庫では若い職人さんたちが、レゲエを聞きながらせっせと箱詰め作業をしていた。入り口から漏れる柔らかな日差しが、とても優しい気持ちにしてくれました。

2008-01-26

ワインセラーについて



昨年10月、はじめてワインセラーを設置しました。ブルゴーニュから空輸してもらったワインは上段でぐっすり眠っています。普段のみのワインは下段に寝かせてあります。
実はセラー選びについては相当慎重になっていたのですが、最初は失敗してしまいました。 これからセラー購入を考えている方の参考にしていただけたらと思います。

(注目した点)
①10~15本程度が入る小さいもの。
②温度が細かく設定できる。
③夏場でも庫内の温度が保たれる。
④価格10万円まで。
⑤適正な湿度が保たれるもの。

①、②、④についてはほとんどのメーカーの製品がクリア。最近は中国製の製品も多く出回り価格についてはかなり安くなっています。

しかし②について少し考えてみましょう。温度設定はボタンやダイヤルなどで3~5段階に変えられるのですが、あくまで設定温度なので実際に庫内の温度が、その温度に保たれるとは限りません。
冬の北海道と夏の沖縄では当然、外気の温度が異なるので、同じ設定温度でも庫内の温度が保たれるのか少し疑問です。

そこで考えるべき点は③なのです。現在出回っている製品は冷却方式に2通りあります。
半導体を使ったペルチェ方式と、冷蔵庫と同じ原理のコンプレッサー冷却方式です。
前者は半導体を利用するので振動や音の発生もなく(内部の空調ファンは除く)、小型でスタイリッシュなデザインの製品が多いです。一方後者は冷蔵庫と同じ原理なので、小型化には向かず、コンプレッサー稼動時の音や振動が発生します。消費電力も大きいのが特徴です。
しかし冷却効果についてはどうでしょうか。30度を上回る日本の夏、どこの家庭でも冷蔵庫はちゃんと稼動していますから、後者のほうが優れているのではないでしょうか。

というわけで私の場合、無○良品の製品を購入いたしました。当然⑤についても庫内のトレーに水を張って湿度を保つ工夫がなされていたので安心しました。注文後2日で設置していただき、丁寧な対応もかなりうれしかったのです。温度湿度計を設置してワインを入れてみました。

しかし・・・幾日たっても湿度が上がらない。ずっと0~10%程度を指しています。
トレーの水だけでは足りないのかと、水を入れたコップや、水を含ませたスポンジなどを入れてみました。しかし全くダメでした。それより庫外のほうが湿度が高いのが何ともムナシイ・・・

無○に電話して、メーカーに問い合わせてもらったところ、適正湿度に関しては保障できないとのことで即返品しました。日本の大手電機メーカーでしたが、ワインに関しては何の知識も持ち合わせていなかったのかと少し落胆したのが本音です。

そして今ではフォルスタージャパンのホームセラーを使っています。
水を含ませたスポンジを入れることで、湿度もまずまず。50~60%を行ったり来たりしています。

しかし温度は去ることながら、湿度がワインにどういう影響をあたえるのかとても興味をそそります。
一説には湿度が足りないとコルクが乾燥して隙間ができやすくなり、そこから外気が入って酸化や劣化につながるということらしいですが、最近ではコルクを使わない醸造家も増えています。
ワインは本当に不思議な飲み物ですね。

2008-01-25

Une famille du canal

Côtes de Nuitsのとある修道院で見かけた鴨?の親子。
octobre 2007

Hospices de Beaune

小雨が降る朝、Beauneの街を散歩していると一瞬雲が途切れた。
そのときHospices de Beauneのシルエットが浮かび上がった。
嘗ての病院だとは思えない荘厳な建築を前に、震えが止まらなくなった。
octobre 2007